統合失調症の症状と治療薬

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統合失調症の治療薬の変更

統合失調症の治療薬を変更する場合、上乗せ後漸減法、漸減漸増法、即時中断漸増法という方法がありますが、上乗せ後漸減法、漸減漸増法、即時中断漸増法のうちどの方法を選択するかは、薬を変更するわけや統合失調症患者の状態、使用している薬の種類によって違ってきます。

 

統合失調症の治療薬を変更する上乗せ後漸減法は、現在服用している薬の量は変更しないで、新たな薬をプラスし、量の調整を行ったのちに前の薬を少しずつ少なくしていく変更方法ですので、変更中に症状がひどくなったり、前の薬の離脱症状が起こるリスクが小さいというメリットがありますが、別の方法より変更に時間を要したり、前の薬と新たな薬を一緒に服用しますので、薬の使用量が多くなることから副作用のリスクが高くなるというデメリットがあります。

 

統合失調症の治療薬を変更する漸減漸増法は、現在服用している薬の量と徐々に少なくすると共に、新たな薬を徐々に多くしていくという変更方法で、新たな薬の使用を開始すると共に前の薬を少なくしていきますので、上乗せ後漸減法より変更が終わるまでの期間が短縮化されるというメリットがありますが、方法が複雑だったり、変更途中に症状が不安定になったり、変更途中に起きた症状の原因が、前の薬によるものなのか新たな薬によるものなのか把握しづらいというデメリットがあります。

 

統合失調症の治療薬を変更する即時中断漸増法は、現在服用している薬をやめ、新たな薬を少しずつ多くしていく方法で、手軽に変更できるというメリットがありますが、統合失調症の症状がひどくなったり、前の治療薬の離脱症状が起きる確率が高いというデメリットがあります。

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