統合失調症の症状と治療薬

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統合失調症の精神科救急と移送制度

統合失調症の患者に対する精神科救急や移送制度ですが、今の精神保健福祉法には、突然精神症状が悪くなった場合に、なるべく早くしっかりとした医療を提供してもらうための制度が設けられています。

 

統合失調症の緊急時の連絡先は、平日の昼間は主治医、かかりつけの病院が行いますが、保健所や作業所、地域生活支援センターといった、日頃から統合失調症患者が利用している施設に対し連絡することができます。

 

統合失調症での夜間や休日の連絡先は、地域生活支援センター、精神保健福祉センター、いのちの電話などに行いますが、地域生活支援センターは24時間対応していない場合がありますし、精神保健福祉センターはどこでも対応しているというわけではないので注意が必要ですし、統合失調症の患者のことを熟知している人の助けを借りられるのが何よりなので、事前に主治医などと万が一のときの連絡先を話し合い、決めておくことをおすすめします。

 

統合失調症の症状がかなり悪く、自傷他害の危険度が高いという場合には、警察に連絡を行い、薬を多量に服用するなど、身体的な問題を発生させているときには救急車を依頼します。

 

統合失調症の移送制度ですが、統合失調症の患者の症状がひどくなり、緊急入院をしなくてはいけなくなった場合には、統合失調症の患者自身が入院に同意がなくても、保護者の同意がある場合は、病院へと移送を行うことが可能となっていますので、夜間や休日でも入院に応じられるよう、地域の基幹病院には精神科のベッドが設けられています。

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